こんにちは、ささぶねです。
先日、東京にあるサロンで「ボディートーク療法」というものを受けてきました。
私の首のうしろに炎症があるのですが、5年前から皮膚科に通っても治らず、困っていました。
ボディートークのセッションを受けようと思ったのは、ボディートークは対処療法的なアプローチではなく、根本的な原因にアプローチできる手法であること。
そして、妊婦さんや子供でも受けることができる、副作用がなく安全な手法だと聞いたからです。
今回は、私が体験したはじめてのボディートークのセッションのことについてご紹介します。
ちなみに今回私が受けたのは約40分間のミニ体験セッションです。
目次
ボディートーク療法とは?どんな効果があるの?
ボディートーク療法とは人間が持っている「自然治癒力」が本来の働きを取り戻すためのアプローチ方法です。
体の中の器官や細胞はコミュニケーションを取り合い、緻密な連携をすることによって私たちの生命活動を維持しています。
しかし、私達は普段生活する上でさまざまなストレスを受けます。
そのストレスが原因となり、生命活動を維持し健やかに生きるために必要な体の中の情報の「コミュニケーション」が上手くいかなくなるときがあります。
ボディートーク療法は、体の中の情報の「コミュニケーション」のどこがどのように上手く働いていないかの根本的な原因を、筋反射のテクニックを使って私たちの身体に尋ねます。
そこでボディートーク療法では体の中の情報の「コミュニケーション」システムの「修復箇所の探索」を行い「タップ」をする手順を繰り返すことを行います。
そうして本来あるべき体内のコミュニケーションを修復し自然治癒力を回復させます。
体内のコミュニケーションが本来のあり方を取り戻すと、身体の器官、感情、意識がスムーズに連携し不調箇所がだんだんと改善していきます。
ボディートーク療法では下記のような身体や心の不調の回復に効果が認められたそうです。
頭痛・肩こり・腰痛・不眠・慢性疲労・アレルギー全般・アトピー・ウイルス性疾患・感染症・内蔵/内分泌障害、関節炎、不妊、生殖障害(性欲減退)・スポーツ外傷・事故外傷のリハビリ・情緒障害・学習障害・多動性障害・恐怖症・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・うつ
ボディートーク療法で行われること
自然治癒力が上手く働かなくなってしまった原因を特定するのは「筋肉の反射」を応用した方法です。
不調の原因を探索するための「地図(プロトコールチャート)」を使って、施術者がクライアントの腕の筋反射をとって、「YES/NO」を確認しながら、不調の原因を特定していきます。
これは「神経-筋バイオフィードバック法」と呼ばれ、筋肉や神経の反応を使って身体の情報を読み取る方法だそうです。
施術者が質問をして答えが「Yes」の場合は腕が軽くなり、「No」の場合は腕が重くなるとのこと。
そして不調の原因を探る過程で何かの関係性のバランスが崩れていて修復を行う必要のある箇所を特定します。
修復の必要な箇所に施術者が手を置いてトントンと軽く「タップ」することで本来あるべきバランスに整えます。
注意したいのはボディートークは特定の病気について診断を下したり治療を行うものではありません。
その人の自己治癒力が上手く発揮されていない箇所があれば身体に尋ねて、もし必要があればそのバランスの崩れている箇所を脳に教えてバランスを整えるという療法になります。
ボディートーク療法のセッション前
ボディートークでは最初に必ず「ボディートーク問診票」を記入します。
問診票には
・診てもらいたい症状
・既往歴
・ボディートークに期待していること
・痛みや不快感のある箇所
などを記入します。
問診票は全部で4ページほどありました。
今回、私がうかがったサロンではホームページから事前に問診票をダウンロードすることができました。
私は、あらかじめ家で問診票に記入を終えてからサロンに持参しました。
サロンに着いたら、施術者に問診票をお渡しして、一緒に確認していきます。
私は首の後ろの炎症、肩こりと腰の痛み、消化器系の不調などについて施術者にご相談しました。
ボディートーク療法のセッションで行ったこと
まず椅子に座り、施術前の私の身体のバランスと硬さ腕や首の可動域をチェックしました。
次にベッドに横たわり頭、肩、腕、腰、脚のバランス、そして筋肉のスジの張り方などのチェックがありました。
脚のふくらはぎの骨と筋肉の間を軽く触れられると硬さを感じたり張っている感じがありました。
足の裏の張りもありました。
そしていよいよボディートークの地図(プロトコールチャート)を使って私の不調の原因を探っていきます。
まず私の身体に施術者が「ボディートークを行っても良いですか?」と尋ね、許可を得てから始まります。
施術者が私の手首に触れて筋反射による「YES/NO」を聞いてどんどん深く探っていきます。
探索の時間は私には全く痛みや不快感はありません。
クライアントによってはボディートークの施術中にリラックスして寝てしまう方も沢山いらっしゃるそうです。
私の首の後ろの炎症の原因は「体化学」の領域、身体の中にいる「細菌」がいらない箇所に巣を作っていることが影響していると出てきました。
細菌は誰のどんな人の身体にもいるそうですが、そのバランスが崩れている箇所があるとのこと。
そしてそれに関連して広い意味での「罪悪感」「愛することの恐れ」や「人間関係」などのストレスにも関連していると出てきました。
西洋医学的なアプローチで考えると全くの意味不明だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしボディートークでは体全体のコミュニケーションに関係したり影響を及ぼすものはすべて!
東洋医学の五行や星の運行エネルギーさえも!
人間のエネルギーや自己治癒力や意識に影響を与えていると考えられるものは取り扱います。
なので「エネルギー」「見えないもの」「東洋医学の考え」に対してオープンな考えをお持ちの方のほうが、ボディートークで扱っている内容の領域の広さ深さその網羅性に感銘を受けると思います。
ボディートークの地図によってバランスを整えるべき箇所を特定したら、頭のてっぺんや、胸、おへその辺りを、本当に軽いタッチで何回か繰り返しタッピングされました。
ボディートークはエネルギー療法なので、施術を受けているクライアントはそのタッピングの時間に何がどう変化しているのかを実感できる人はほとんど居ないと思います。
行われていることは施術中にも施術後に詳しい説明がありました。
ボディートーク療法のセッション後
ボディートークのセッションを行った後、ベッドに横たわった状態で身体のバランスを確認しました。
ほんの数十分前には張っていたふくらはぎや足の裏は柔らかくなっていました。
施術後はふくらはぎや足の裏の張りはほとんど感じられません。
施術中は特に身体を強く押されたりマッサージを受けたりはしなかったのに・・・・。ほんとうに不思議です。
その後、椅子に座って首や肩や背中のバランスや可動域をチェックしました。
明らかに首、肩、腰がよく回るようになり可動域が広がって身体が柔らかくなっているのが目に見えてわかりました。
今回はミニ体験セッションでしたので施術を行ったのは私の首の後ろの炎症についてでした。
ですが、首の後ろの炎症だけでも自分では全く気が付かない根本的な原因が出てきて正直に言って驚きました。
そして施術者は短時間のセッション時間だけでも
「作る必要がない細菌の巣を作らないように」と、私の身体のシステムにオーダーを入れてくれたそうなのでさらに驚きです。
ボディートークは自然治癒力を回復させる療法なので「意識」は切り替わっても「身体」の反応はその人それぞれのペースでゆっくり出てくるそうです。
なので、しばらくは様子を見て経過観察してみたいと思います。
最後に自分で出来るセルフケアの方法として一人でもどこでも行える「大脳皮質のテクニック」のやり方を教わりました。
薬や器具を使わずに安全に行える頭を活性化し気持ちをスッキリさせてリラックスさせる効果があるそうです。
ボディートーク 大脳皮質のテクニック
大脳皮質のテクニックを行うと身体の柔軟性も向上します。
この大脳皮質のテクニックを行う前に身体の柔軟性をチェックしましょう。
・前屈
・後屈
・身体回し(腕を交差して肩に手を置いた状態で行います)
・首の前後左右の動き
大脳皮質のテクニックを行った後にもういちど柔軟性をチェックしてみて下さい。
まとめ
今回、はじめてのボディートーク体験セッションに行ってみました。
ボディートークが扱っている領域の網羅性と深さに触れてかなり深く感銘を受けました。
ボディートーク療法の創設者はカイロプロテクターや鍼灸師をされていた、オーストラリアのDr. ジョン・ヴェルトハイムという方だそうです。
この方は人間の心と身体の仕組みについてかなりの知見をお持ちの方なのだろうなと思いました。
ちなみに今回私がうかがったサロンはこちらになります。
こころとからだのメンテナンスサポート
Health Hut(ヘルスハット)
http://healthut-japan.com
もしご興味のある方は体験セッションからぜひ試してみて下さい。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
ささぶねの詳しいプロフィールはこちら!⇒ プロフィールを見る