こんにちは、ささぶねです。
今回のテーマは「狂った金銭感覚を戻すためのトレーニング」についてです!
目次
実は私、借金があります
じつは、ささぶね、いま借金を持っているんですよ。
それも、けっこうな額の。
恥ずかしくてずっと言えませんでしたが・・・
自分自身、これはマズイな・・・と思ったのが
「え?借金!?何にお金使っちゃったの?」と人から聞かれたときに
何にいくら使ったのか具体的に答えられなかったこと。
自分自身のお金の使い方が、あまりにもいいかげん過ぎたということです。
昔は貯金と投資が趣味でした
社会人になりたての頃の私は「貯金と投資が趣味」みたいな感じで
- 会社の財形貯蓄制度で天引き貯蓄
(しかもその頃はマイホームが欲しかったから財形住宅貯蓄でした)
- 銀行口座に給料が振り込まれたその日に毎月自動的に別口座へ振り替えてお金を積み立て、まとまったら定期預金をつくる
- インターネット証券会社で手数料や信託報酬などのコストが一番安いインデックスファンドの投資信託を毎月積み立てでコツコツ買う
(橘玲氏とウォーレン・バフェット氏の本が大好き)
- 個別銘柄の株を買う
そんな「お金を貯める」「お金を殖やす」ことが生きがいのお金大好き人間でした。
自分で決めた貯金と投資ノルマを毎年達成することが楽しみで仕方がありませんでした。
でも、いかんせん・・・
私はお金の使い方があまりにも下手すぎた!!!!!
だから借金なんてものをこさえてしまったんですね。
お金を大切にしなかったことの報いを受けています
今振り返れば・・・私は、
働きさえすればまた収入が入ってくるんだからいいやと甘く考えていました。
まがりなりにも、いちど小金を作ってしまったことが自分自身のおごりにつながっていたのかもしれません。
お金の使いみちや使い方に関しては本当に無頓着で楽観的でした。
お金のことを雑に扱って大切にできていなかったと思います。
「金なき者は金を使う」ということわざがあるそうです。
これは「お金のある人ほどお金の大事さを知っている。お金のない人ほどお金に執着心がなく手に入ればすぐに浪費してしまう。」
「貧乏な人ほど浪費家が多くお金の無駄遣いをしてしまうため、いつまでたっても貧乏のまま。」という意味だそうです。
「お金がない!」と嘆きながらも、実際には本来あまり必要ではないものに対してお金をつかっている、無駄な浪費をしているという・・・・
まさに、私だった!!!!!!
だから今、私は自分の「金銭感覚の麻痺」を治すためのトレーニングをしています。
収入はあればあるだけ使ってしまうのが人間
あなたは「パーキンソンの法則」をご存じですか?
パーキンソンの法則
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
パーキンソンの法則の第2法則が示していることは
たくさんのお金を稼いだとしても、結局は入ってきた分だけ、あればあるだけ使ってしまうということ!
「高い収入はあるけれども貯金がまったくない」という人の話をよく聞きますが、
収入を得ることだけではなく、支出をコントロールする力がないとお金は貯まらず出ていくばかりになります。
そして毎月のランニングコスト(特に固定費)が高ければ高いほど
「もっとたくさん稼がなければいけない」
「もっとたくさん働かなければ豊かになれない」
という脅迫概念を自分自身に植え付けることになります。
がんばって稼いでいるのにも関わらず「働けども働けども豊かになれない」「なぜいつもお金が無いのか?」と感じるというのはとても皮肉なことだと思います。
自分に「無駄づかいをさせない」ことがカギ
今の私にとっては「幸せや楽しさを感じて毎日を生きること」が大切なテーマです。
だから今は自分が本当に必要としていて、そして満足感を感じるものに対してのみお金を使うことにしています。
ようは自分に「無駄づかいをさせない」ということ。
スーパーで食材や日用品を買う時も
「今、ほんとうにそれが必要なものなのか?」
「手に入れて自分が本当に満足するか?じゅうぶんに活用できるか?」
と自分自身に問いかけます。
お店で買物をしたら毎回必ずレシートをもらって、家計簿アプリに入力をします。
そして家でもう一度レシートを見直してセルフ「お客様満足度調査」をしています。
「その買い物がどれだけ自分自身を満足させたのか?」
「その買い物は本当にいい買い物だったと言えるのか?」
を振り返ってチェックするのです。
少額な出費ほどバカにせずしっかり精査することにしています。
一度狂ってしまった「金銭感覚」を治すには根気が必要だなと感じます。
お金との健康的な関係を築くために出来ることは何でも取り組みたいと思っています。
お金があることが幸せ?幸せを感じる使い方をしよう!
人の欲望には際限がなく
「お金がたくさんあれば幸せなのに・・・」
と思ってしまうのが私たち人間だと思いますが、
今現在の幸せを感じることが出来なければ、いつまでたっても
「お金がたくさんあれば幸せ」という幻想を追い求めるばかりになってしまいます。
だから金額の多寡(たか)に関わらず、
「どうすれば自分が最も幸せを感じられる使い方をできるのか?」を本当に真剣に考えてお金を使えなければ
私たち人間がお金に使われてしまいます。
いま私が自分に課しているお金を使うときの基準。
「お金というツールが自分自身に豊かさを与えてくれているか?」
「幸福感や幸せを与えてくれているか?自分を満たしてくれるか?」
「手に入れたいものは今現在の自分にとって本当に必要なものなのか?」
これらの基準に照らし合わせて買い物の判断をすることで自分自身「お金の無駄遣い」がだいぶ減ったと思います。
お金をまったく使わないで過ごす日も意図的にたくさん作っています。
まとめ
「収入さえ増えれば貯金ができる」は勘違いということ。
そしてお金との健康的な付き合いかたは
自分の意識の持ち方が本当に大切だということを、身をもって知りました。
今は自分のことを大事にするためにお金を使うことにしていますが、
いつかお金を使うことが自分自身を満たし、
そして同時に人を満たす使い方が出来るようになりたいなぁと思っています。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
金銭感覚の麻痺を治すトレーニングの一環として、家計簿つけを1年続けてみました!
やってみて良かったことや家計簿を続けるコツについても書いてみました!
⇒ 家計簿を続けて1年。家計簿をつけて良かったこと&続けるためのコツ!
ささぶねの詳しいプロフィールはこちら!⇒ プロフィールを見る