こんにちは、ささぶねです。
あなたは普段、家計簿をきちんとつけていますか?
私はいつもスマホに使ったお金のレシートの金額と品目を記入する家計簿アプリを利用しています。
スマホの家計簿アプリは確かに便利でグラフなども見やすいです。
ですが一つのデメリットとしてアプリで家計管理を行うことが、直接的には貯蓄にはつながっていないように感じているんですね。
最近、浪費を減らし貯蓄につなげるための簡単な家計簿のやり方があると知り、調べてみました。
今回はファイナンシャルプランナーいちのせかつみさんが提唱する
書かずに50万円貯まる!「クリアファイル家計簿」のつけ方についてご紹介したいと思います!
目次
「クリアファイル家計簿」で用意するもの
クリアファイル家計簿を実践するには3つのものを用意します!
- クリアファイル
クリアファイルが一冊のクリアブックになっているものを用意します。
20ポケット以上のものが良いでしょう。サイズはA4でもB5でもOKです。
- 現金
全て1000円札で用意します。
1ヶ月分の食費・日用品の予算(31日間なら6万2000円)を用意できるとベストです。
その週の初めに1週間分を入れるやり方でもOKです。(1000円札2枚×日数分)
- 紙
紙があらかじめ入っていないクリアファイルの場合は、コピー用紙などを15枚~20枚用意してクリアファイルのシートに一枚ずつ入れます。
簡単に出来る「クリアファイル家計簿」のやり方!
- 日付を記入した紙をクリアファイルに入れます。
- 日付の書き方は、1枚目の紙の表に「1日」、裏に「2日」、2枚めの紙の表に「3日」、裏に「4日」と1日~31日まで日付を書いていきます。
- 紙が入っていないタイプのクリアファイルであれば、コピー用紙を入れて1ページごとに日付を書きます。
2. 1日ごとの食費・日用品費の予算2000円を各ページに現金1000札で入れておきます。
- 「米代」は別のページに分けて入れておきます。
- 食費・日用品費以外にかかるお金で、現金で支払う分の予算は「現金決済分」と紙に書き、クリアファイルの最後のページにまとめて入れておきます。
現金決済分は交際費、被服費、娯楽費など「食費・日用品費・米代」以外の全ての現金払いするものです。
- 家賃、水道光熱費等の口座引き落とし分は、クリアファイルではなく銀行口座に残しておきます。
3. 毎朝出かける前にクリアファイルからその日1日の予算2000円を取り出して財布に入れます。
- その日の食費・日用品費はその予算2000円内でやりくりします。
- 1日が終わったら、その日に余ったお金をレシートと一緒にクリアファイルのその日のページに戻します。
この作業を毎日繰り返すだけです!
- 1ヶ月の締め日に余ったお金は家計簿の締め日に全て取り出し、新しい1ヶ月がスタートするタイミングで、クリアファイルにお金が残っていない状態にします。
- 1ヶ月の締め日にクリアファイルに残ったお金は「ごぼうび」として使ってOKです!
「クリアファイル家計簿」のメリット
- スグに始められる
- 成果が目に見えやすい
- 長続きしやすい
- 無駄遣いや衝動買いが減る
- 簡単にゲーム感覚で楽しくできる
「支出の把握」をすることが貯蓄でいちばん大切なことです。
日々のお金の動きを把握することが簡単になるので、「クリアファイル家計簿」を使うとお金の使い方を修正しやすくなります。
自分のお金の使い方の「把握→分析→改善」のサイクルを簡単に続けることが出来ます。
「クリアファイル家計簿」はいちばん簡単で楽しい家計簿!
家計簿をつける目的は、日頃のお金の出入りを把握し、お金の使い方を改善していくことです。
1. 日々の収支が把握できること
2. お金の使い方を改善できること
が家計簿をつける上で大切なポイントになります。
しかしながら記録をする家計簿には弱点があります。
その弱点とは「あとからまとめて記録しようとするうちに忘れてしまう」「記録をすることが面倒に感じてしまう」ことです。
「クリアファイル家計簿」なら一文字も書き込まないので、記録の手間が一切かかりません。
ゲーム感覚で、やっていて楽しく無駄遣いを減らし貯蓄することが出来きます。
「クリアファイル家計簿」なら想像以上にお金を苦労せずに貯めることができるようになります。簡単で楽しい家計簿なのです!
お金が貯まらない原因のほとんどは「無意識の浪費」
「贅沢をしているつもりは無いのに、何故かお金が貯まらないなぁ・・」と思ったことはありませんか?
ファイナンシャルプランナーいちのせかつみさんによると、貯蓄できないと悩んでいる人で「贅沢が原因」だというケースはごく少数だそうです。
「贅沢をしているつもりは無いのに、何故かお金が貯まらない人」は知らず知らずのうちにお金を使ってしまっていて、無意識のまま細かな浪費をしている可能性が高いそうです。
自分が何にお金を使ったのか?を把握できていないと、あればあるだけお金を使ってしまい、いつの間にか余計な出費が増えていることが多いです。
「支出の把握」をすることが貯蓄でいちばん大切なことです。
「クリアファイル家計簿」は「支出の把握」を簡単にしてくれて、自覚しないままお金が出ていってしまうことを防げるツールなのです。
独身、既婚、子供が何人いても「1日の予算は2000円」!
「クリアファイル家計簿」は毎日の食費・日用品日の予算は、どんな人も1日2000円にするようにします。
その日に足りない分を先取りで使ってはいけません!
「クリアファイル家計簿」1日2000円なんて絶対無理だ!と思う人ほど貯まる仕組みになっているそうです。
なぜなら、1日2000円では生活が出来ないと感じている人は、自分は「1日に2000円よりもっとお金を使っている」と自分で分かっているから無理だと感じます。
「クリアファイル家計簿」を実践すると1日2000円でやりくり出来るコツが身につくようになります。
財布に1日2000円だけ入れる理由は、足りなくなるのでは無いか?という不安感を感じるためです。
2000円では足りなくなるのでは無いか?
という不安感があるとものを買う時に「この出費は本当に必要かな?」と自分に問いかける時間ができます。
こまごまとしたものを買った結果、財布から知らないうちにお金が消えてしまうのが知らず知らずのうちの浪費になっている・・・
それを防ぐのが1日2000円の予算なのです。
賢いお金の使い方とは、後悔しないようにお金を使うこと
同じ収入でも貯蓄が出来るか出来ないか、その差がつくのは「お金の使い方」にあります。
買い物をする時は「自分が支払ったお金に対してどれだけ満足しているか」を自分自身に問いかけましょう。
やりたいことや欲しいものに優先順位をつけることが貯まる生活への第一歩になります。
こまごまとしたものを買ってしまい財布から知らないうちにお金が消えてしまうことを防ぐこと!
そのためには自分の満足度が高くなるようなお金の使い方を心がけることが大切です。
そして、買い物には電卓を持参しましょう(スマホの電卓アプリでもOKです)
電卓は冷静な判断力を取り戻すのに役立つツールです。
買い物をする時に、そこまで欲しいと思わないものにお金をつかっているか?を把握することができます。
電卓を使えば自分の理想の買い物に近づけることができます。
その日の予算内にきっちり収めたら勝ち!というゲームを楽しむ感覚で買い物をしてみましょう。
衝動買いを防ぐ「3の原則」
いちのせかつみさんの衝動買いを防ぐ「3の原則」をご紹介します。
「あ、これ欲しいな!」と思ったときは、買いたいものの値段に合わせて時間を置いてみます。
- 3千円のものを買うなら3日
- 3万円のものを買うなら3週間
- 30万円のものを買うなら3ヶ月
- 300万円のものを買うなら3年
買う前に頭を冷やして考える、じっくり検討する時間を持つことが大切です。
買う時期を少しずらして考える時間を持つと衝動買いを防ぐことができます。
いちのせかつみさんの「本当に必要?チェックリスト」
買い物の際にはいちのせかつみさんの「本当に必要?チェックリスト」に照らしあわせてみましょう。
- 本当に必要ですか?
- 同じようなものを持っていませんか?
- 予算を超過していませんか?
- 自分で手入れできますか?
- 長期に渡って使えそうですか?
- 収納スペースはありますか?
- (セール品の場合は)定価でも買いますか?
浪費を正当化する5つの言葉
いちのせかつみさんによると、お金が貯まらない人には共通の口癖があるそうです。
- 「せっかくだから」
- 「モノより思い出」
- 「運命の出会い」
- 「これを機会に」
- 「ま、いいか」
これ、わたしもうっかり言ってしまいがちな言葉でドキっとしました・・・汗
まとめ
「クリアファイル家計簿」はストレス無くカンタンにお金を貯める、賢くお金を使う方法を身につけるためのトレーニングになるそうです。
だから自分の消費活動をコントロールできるスキルが身についた後は「クリアファイル家計簿」をずっと続けなくても大丈夫とのことでした。
いちのせかつみさんによると、1日2000円の予算枠内で生活することにより自分の金銭感覚をブラッシュアップできるそう!
私も「クリアファイル家計簿」を実践してみたいと思います!
それでは!
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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