こんにちは、ささぶねです。
今日は、公園をお散歩していたら突然、
知らないおじいちゃんに話しかけられました。
おじいちゃん「おねえさん、ここ毎日来てる?カルガモは今日いる?」
私「??いえ、たまにですけど、、、。???ここにカルガモいるんですか?」
知らないおじいちゃんからいきなり話しかけられたので、少しびっくりしましたが、立ち話はキツイから、とベンチに座ってそのおじいちゃんとしばらくお話ししました。
おじいちゃんは私の住んでいるところの近所で長年畑をやってきたそうで、野菜のウドを育てている農家なんだとか。
私の住んでいる地域でウドが有名だとは聞いたことが無かったので、
「え?この辺でウドやってるんですか?」
なんて、色々と聞いていたら、
おじいちゃんの商売の話から、昔の風景の話や、兄弟姉妹の話や、息子さんの話などなど、、、本当にもう話が尽きなくて笑
おじいちゃんはノンストップでずっとお話していました。
30分ほどベンチでお話をしていたら、今度はまた別のおじいちゃんの顔見知りのおじいさんが自転車に乗って現れて、また話が膨らんでいって。
昭和のひとケタ世代のおじいちゃん達の会話なので、戦時中の話などありましたね。
自転車に乗ってたおじいさんのお話で、学生の頃に疎開先で同級生が30人爆撃で亡くなってしまった話がなかなかショッキングでした。
その方は、先生の指示ではなく、逆らうと怖いガキ大将の指示に従って別の場所へ歩いていたら爆撃を免れたのだとか。
その後、学校の指示で家からつるはしを持って来いと言われて、バラバラになった残骸の後片付けを命じられたとか。
今の私にはちょっと想像がつかないですね。
でも全然悲しいトーンではなくて、普通のトーンで話されるんですよ、そのおじいさん。
「危険を避けてみんな疎開先へ行ったのにねぇ・・・、人生ってほんとうに何があるか分からないね。」って。
本当に普通のトーンでお話されていらっしゃいました。
うどのおじいちゃんのお話で印象的だったのは、
おじちゃんのお父さんが言ってた、「人に世話される人間になるな!弱い立場に甘んじる人間になるな!」というお話が心に残りました。
生きてきて、自分の想像だにしないことが色々起こって、計画通りになんていかないと思うけど、やっぱり自分なりの考え方、大事にしているものが芯となって自分を奮い立たせてくれたり、導いてくれるんだろうな。
おじいちゃん曰く、私をみて「気が強そうだからと思って話した。」とおっしゃていました。笑
出会ってから30分程度しか話していないのに、人って人のことをよく見抜くものなんですね~笑
プレゼンや職業人としての立場でやるなら良いですけど、自分をこう見せよう、ああ見せようってしたり、自分を偽ったりするのは本当に意味ないなって本当に思います。
自分もこうなりたいな!ああなりたいな!はいいんですけどね。
最近はあまり人と新しく知り合ったりしないな~、なんて思っていたのですが、結構、身近な場所に新しい出会いや発見があるものなんですね。
ありがとう、うどのおじいちゃんと自転車のおじいさん。
・・・・
ちなみに、カルガモはいなかったです。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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