こんにちは、ささぶねです。
本屋さんへ行くと、最近話題の本とか面白そうな本が沢山あって、仕事帰りや休日に本屋さんに寄ると、ついつい2、3時間そこで時間を過ごしてしまった!
な~んてことが、私はしょっちゅうあります笑
本屋さんで気になった本をパラパラめくって立ち読みして、ああ、これは自宅でちゃんと読みたいな~って思った本を数冊買って帰るのですが、
ここで毎回、非常に大きな問題が立ちはだかります。
そうです・・・せっかく買った本を読まないんですよ!
いわゆる、積ん読(つんどく)家なんです。加えて遅読家のコンボときてます笑
目次
あなたは買った本をすぐ読みますか?
「積ん読」とは、買った本を読まずに積んでおくことです。
今の時代だと、本や雑誌だけではなくてネット上にも本当に沢山の情報が溢れてかえっているので
「このサイト面白いな~、後でじっくり読もう!」
と思ったサイトをブックマークして、お気に入りに入れておいたりしますよね。
でも、やっぱりそれも読まなかったりするんですよね。
私もサイバー積ん読家だよ~!っていう方も結構いらっしゃるんじゃないかな~と思います。
買った本をスグに読み切る人って凄いな~!えらいな~!と私は心から尊敬してしまいます。
さらに私はリアルの本屋さんだけではなくAmazonとかネットでも気になった本を次々に注文してどんどん部屋に本が増えていってしまうので、困っています笑
どうして積ん読してしまうのか?
本を買うのは、たとえば
・興味があるから
・面白そうだから
・好きだから
・楽しみにしていたから
・必要に迫られたから
などの理由があると思うのですが、
一番、その本に対する興味が強いのは「その本を買おうと決めた時」だと思います。
本を買う時が、一番、その本を読むことへの意欲、興味、モチベーションが高いんですよね。
いわゆる「買って満足しちゃう問題」ですね。
私の場合だと、本に限らずなのですが、コンビニで商品を買って、お金を支払って、お釣りを貰ってそのまま、買った商品を受け取らずにお店を出ようとして、
店員さんに「お客様~~!!」って呼び止められたことが過去に4回くらいあります笑
お金を払ったことに満足、みたいな。手に入れたことに達成感を覚えちゃうタイプですね。
本を買おうと決めた時が一番その本に対する興味が強いので買ったらスグに本を読み始めないと、時間が経つにつれて、どんどんその本への興味を失っていってしまうんですね。
これは本でも雑誌でもDVDでも録画したTV番組でも、何でもそうだと思います。
積ん読しておく意味ってあるの?やっぱり解消すべき?
積ん読って良くないこともありますよ!
ウチはベッキンガム宮殿とかじゃないので笑
物理的な部屋のスペースは限られていますし、本棚に入りきる容量の限界はあります。
最近だと、積ん読の本が全て本棚に収まりきらずに、私の枕元に平積みしている本が結構な量あるのですが、夫によく叱られますもん。
「もし大きな地震が来たら、本に潰されて死ぬぞ!」って。
これは確かに本を保管する場所をちゃんと考えないと本当に危険なので、忠告はありがたく聞き入れようと思いますが・・・(そのうちね)
積ん読の本が物理的に生活スペースを圧迫するし、本の保管料のために家賃を払ってしまっているとも言えますよね。
あと、お金を払っても読まないってやっぱりもったいないことだな~とも思います。
せっかく、その本を書いた人の経験や知識、考え方やイマジネーションが詰まっているのにそれを読まずに捨て置くなんて・・・っていう後ろめたさも、正直、感じますよね。
小説ならまだしも、自己啓発やノウハウ本なんかは実際にその本を読んで、その本に書かれていることをやってみて、
実際に取り組んでみて初めてその本の真の価値を得ることができると思いますので。
でも、私は積ん読も悪いことばかりじゃないと思います。
積ん読の効果はあるのか?積ん読を止めない理由
では、私が思う積ん読のメリットについて、いくつか挙げてみますね。
・その本との出会い自体に何かの意味がある
その時、その本の存在を知って手に入れたことに何かの理由や自分へのメッセージがあると考えています。
必要な時に必要な人に出会えたり、必要な音楽に出会えたり、人が出会うものは、全てベストなタイミングで自分のところに来てくれていると思います。本もまたしかりです。
・二度とその本に出会えない可能性もある
今はネットで中古の本を探して見つかる場合もあるので、絶対に二度と会えないことは少なくなったと思います。
でも、所有することで自分の手元にいてくれる、また、読みたくなった時に読める安心感というのはあると思います。
・自分の興味の世界を反映している
積ん読している自分の本棚を見渡すと、本の背表紙がバーっと目に入るので
自分の興味や好きなもの、気になることが一覧で見えますよね。
まさにマイワールドを表しているとも言えます。自分がいったいどんな人間なのかを積ん読の本たちが、写し出してくれているんですね。
・理想の自分を示している
本を手に入れる時は、その本が自分に与えてくれる理想のセルフイメージを選択し、買っているとも言えます。
積ん読の本棚は、理想の自分像や、人生の進むべき方向を示してくれている地図だと言うこともできますね。
まとめ
情報化社会と言われるようになって久しいですが、情報をどうやって取捨選択し取り入れるか、それを活かしていくのかは、人それぞれだと思います。
最近はいかにスピード感を持って速く読書できるか?
いかに必要な情報を速く得ることが出来るのか?
がとても注目されていて、速読のテクニックだとか、フォトリーディングだとか、本を速く読んで情報を得るための方法がたくさん紹介されていますよね。
ビジネスの世界では、確かにスピードは大事だな!と私も思います。
ですが、読書の楽しみって自分のペースで読んだり、読まなかったり出来ること
も大きな魅力だと思うんですよね。
ああ、この本持ってたな~って、ふと思い出した時に、ゆっくり、じっくり、自分のペースで楽しむこともできちゃうわけです。
置きっぱなしにしていた本と新しく出会いなおしたり(その本ずっとそこにいたけど)また新鮮な気持ちで、その本と向き合うこともできる積ん読も決して悪いことばかりじゃないよな~!と私は思います。
あなたにとって素敵で豊かな読書体験が出来ますように!
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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