こんにちは、ささぶねです。
今回は完璧主義で疲れてしまうあなたに伝えたいメッセージです。
目次
すべての物事を知り、理解しなければ大人になれないと思っていた
昔ささぶねは、大人になることは「この世のすべての物事を知り、理解すること」なのだと思い込んでいた時期がありました。
教科書やテストで出てくる事柄はもちろんのこと、人生で出会った人、起きた出来事など・・・
それらを全て記憶し本質を理解することが「大人になることの条件」だと固く信じていたんです。
え・・・?それって、もしかして・・・
あなたは
全知全能の存在
になることを目指していたの??
と、思わずツッコんでしまいますが・・・
そもそも目指すべき「目標の設定」それ自体がおかしかった・・・ありえないことだったと、今なら分かります。
でも当時は本気で思い込んでいました。全ての物事を理解しなければ大人になれないのだと。
完璧主義の理想の高さが自分を疲れさせてしまう
そして私は「白か黒か」「0か100か」という極端な思考の持ち主でもありました。
「100点を取れなければ意味がない」「完璧に出来なければ意味がない」と勝手に思い込んでいました。
だから「どこかに正解がある」と思い込んで、いつも正解探しばかりをしていました。仕事でも人間関係でも何においてもです。
「自分が完璧でなくなったら、誰も自分の価値を認めてくれない」
そんな脅迫的な観念がいつも自分の心の中にありました。
親や家族の期待、会社や上司の期待に100%完璧に応えて認められなければ、自分は価値がないんだ・・・という考え方です。
自分はこのままでは認められない、意味がない・・・
この考え方や価値観を「無価値感」と呼ぶのだそうです。
完璧主義はある意味では「理想が高い」と言えるのかもしれません。
その理想の高さが物事のクオリティーを高めることもあると思います。
でもその理想の高さが自分を疲れさせ苦しめてしまう原因になることだってありますよね。
人間は機械ではないのだから、何でも完璧にはこなせません。
そして、ものごとに完璧というものはそもそも存在していないのかもしれません。
どんな人にも凸凹はある。だからこの世には沢山の人が存在し共に生きている
人間は誰しも好きなもの嫌いなもの、得意なことや苦手なことがあります。
秀でていることや劣っていること、人それぞれの持ち味や個性があります。
あなたにも得意なことや苦手なことがありますよね。
たとえあなたの苦手なことでも、この世界には「それをやるのが大好き!それがめっちゃ得意!」っていう人もいるのです。
だからあなたが苦手とするものを「それ、得意だよー!」という人にお任せしてしまうことだってできます。
逆もまたしかりです。
誰かの苦手なことはあなたにとっては得意なことかもしれませんよね。
それならばあなたはその人にとっての救世主にもなれてしまいます!
あなた一人だけで何でも完璧にこなせなくたって良いんです。
餅は餅屋。酒は酒屋に茶は茶屋に、です。
自分の苦手とすることを家族、知り合い、お友達、あるいはプロに任せるという方法もあります。
人には必ず凸凹が存在します。パズルのピースのように。
そのパズルのピースが組み合わされることで上手くいことが沢山あります。
それぞれの得手不得手を互いに協力しあい補い合うことができる。
だからこの世には個性豊かな人たちが暮らしているんですよね。
あなたは凸凹のあるパズルのピース。
誰かにとって必要なパズルのピースです。
人はただ存在するだけで価値があるんです。
あなたが完璧を目指さなくたって、何者かを目指さなくたって
ただ生きているだけで、
ただ存在しているだけで価値があるんですよ。
まとめ
今回は「完璧主義で疲れてしまうあなたへ!凸凹があるからこそあなたは素敵なんだよ」というお話でした!
「完璧を目指さなければいけない」という考え方は、もしかしたらあなたの持ち味を損なってしまっている場合もあるんじゃないかな?と思って書いてみました。
あなたが完璧を目指さなくたって、何者かを目指さなくたって
ただ存在しているだけで価値があるということを、どうか忘れないで欲しいです。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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