こんにちは、ささぶねです。
今回は「人に迷惑をかけないことより迷惑かけてしまっても失わない信用を築く方が大事だよ!」というお話です。
目次
「人に迷惑をかけてはいけない」のは一体だれのための言葉なのか?
「人に迷惑をかけてはいけない」
そんな言葉を耳にしたり、口にすることはありますよね。
日本では特に「和をもって尊しとなす」という精神や他者を気遣うことの大切さを学校や家庭で教えられて育つ子どもが多いと思います。
もちろん故意に人を傷つけたり、悪意を持って人に迷惑をかけるのはよろしく無いことだと、私も思います。
ですが「人に迷惑をかけないように」という考えそのものが「行動の軸」になってしまうことは、あまりにももったいないことだと私は思うのです。
「人に迷惑をかけないように」という言葉はだれも勇気づけない
あなたは「人に迷惑をかけてはいけないから○○しないでおこう・・・」と本来行おうとしていた行動を躊躇したり、止めたりしたことはありませんか?
また「人に迷惑をかけてはいけないから○○しないで!」と誰かに対して行動の制限をかけたことはありませんか?
「人に迷惑をかけてはいけないから」という動機は失敗を回避するための恐れに基づく行動の理由であり、ポジティブな雰囲気やパワーはありません。
そして「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉を発する人は、おそらく、「人に迷惑をかけていない」自分の正しさ、公明正大さを証明するために、もしくは誰かから「あなたはとても良い人だね!」と認めてもらいたいがために言っている場合も多いのではないか?と私は思うのです。
つまり「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉は誰かを力づけたり勇気づける言葉ではないのです。
「人に迷惑をかけてはいけない」と、その言葉を言っている本人だけが気持ちよくなれるだけの言葉なのです。
そもそも人は「お互いに迷惑をかけあって生きるもの」
今まで生きてきて「私はかつて一度も人に迷惑をかけたことは無い!」と言い切れる人はいますか?
そんな人はひとりも居ないんじゃないかな?と私は思います。
人は誰しも赤ちゃんとして生まれ、最初は一人では何も出来ない、トイレにすらいけない時代を経験しているはずです。
あなたも、子供のころ保護者や周りの人にたくさん迷惑をかけながら、少しずつ、少しずつ成長してきたのではないでしょうか?
大人になってからも他人に迷惑をかけることは誰だってありますよ。
怪我や病気をしたり年老いてきたら、生きるために誰かの手助けが必要になることだってあります。
人に迷惑をかけることは、ある意味「普通のこと」なんです。
人に迷惑をかけてしまっても失わない「信用」を築こうよ!
だから「人に迷惑をかけない」ことを目的に行動を制限するのではなくて、「人に迷惑をかけてしまっても失わない信用を築く」ことの方がよっぽど大事だと私は思います。
故意じゃないにしろ、何かのミスをしたり人に迷惑をかけることって、生きていればかならず、誰しもが経験することです。
人間は人に迷惑をかけること無しには生きていけない生き物なんです。
だから、たとえ誰かに迷惑をかけられたとしても、その相手を許せるような心の余裕と度量を持つこと。
そして誰か人に迷惑をかけてしまっても「そういうこともありますよね・・!」って言って許してもらえるような「信用」を築いていくことのほうがよっぽど建設的で大切なことなのではないかな?と私は思います。
まとめ
というわけで、今回は「人に迷惑をかけないことより迷惑かけてしまっても失わない信用を築く方が大事だよ!」というお話でした。
「人に迷惑をかけていないか」を心配するのではなく「いきいきと、のびのびと楽しんで生きているか」を気にかけてあげるほうが、よっぽどその人のためになるんじゃないかなぁ?と思います。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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