こんにちは、ささぶねです。
私は昔、自分の気持ちを人に見透かされたり悟られるのがとてもイヤで恐れていました。
全部ではないですが、自分の本心を人に悟られまいと半分は本当、半分はウソを混じえて話したりしている時が昔はありました。
先日、友人にこの話をしたら
「いや、あなたが何考えてるとかバレバレだから!!」
「それ、ほんと意味ないから!!」
「あなたに、そんな器用なこと本当にできるのぉ・・・??」(ニヤリ・・
と言われました笑
「ぐぬぬ・・・。こいつ・・・、私を見くびりおって・・・!!」
と思いましたが、そんなことを思った自分はめっちゃ浅はかだと思います笑
今、現在の私は
「いかに自分の気持ちに真っ直ぐでいるか」
「ありのままの自分を素直に表現すること」
しか考えていません。
偽りの自分でいるって・・・
ただただ疲れるだけですよね!!
さて、今回は「機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割」についてご紹介します。
目次
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンは役割を演じてきた
緊張した家族関係の中で育った子供は、小さい頃から周囲の状況に合わせて、ある役割を演じるようになります。
役割を演じるのは自分の居場所を見つけるためであり、その環境でうまく生き抜くためです。
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンは「ありのままの自分」を出すことを恐れて、家族や身の回りの人たちの関係がうまくいくように願い、仮面を被り必死に役割を演じます。
アダルトチルドレンが演じる主な役割を5つご紹介したいと思います。
ヒーロー(優等生・家族の誇り)
ヒーローは「優秀な良い子」「しっかりした子」「優等生」になることで、家族の期待を背負い、一心に努力し続けます。
自分の家族の誇りになることで両親の関係が一時的に良くなったりすると、ヒーローを演じる子供は家族の期待にもっと応えるために、なお一層がんばろうとするのです。
ほんとうは、疲れていて休みたいのに、、、。
人間だから、ミスすることもあるのに、、、。
ヒーローを演じる子供は、弱音を吐くことはできません。
自分が完璧でなくなったら、誰も自分の価値を認めてくれないと思い込んでしまいます。
スケープゴート(問題児・いけにえ)
スケープゴートは、何かにつけてトラブルを起こします。
いたずらをしたり、乱暴にふるまったり、怪我をしたり、病気になったり・・・。
スケープゴートを演じる子は何らかの問題を起こすことで、家族の中にある本当の問題から目をそらさせる役割を演じているのです。
本当は、自分のことは誰も分かってもらえない、寂しい、悲しいと心の中は傷つき助けを求めています。
自分の存在を認めてもらえない悲しさを怒りや問題行動を起こすことで、主張をしているのです。
ロスト・チャイルド(忘れられた子・いないふり・仲間はずれ)
ロスト・チャイルドは目立たない子供です。
緊張した家族関係の中で、ひっそりと自分の存在を消すことで自分が傷つくことを回避します。
「なるべく目立たない子」「面倒をかけない子」「放おっておいてもいい子」と周りに思われています。
しかし、心の中は孤独感でいっぱいで「自分はいなくてもよい存在なのではないか?」と虚しさを感じています。
ロスト・チャイルドは生きることの意味を失い、無価値感を持っています。
クラウン(道化師・甘えっ子)
クラウンは、周りの人達を笑わせよう、和ませようとおどけた仮面をかぶってきました。
家族の中で争いが起こるのを避けようといつも気を配っています。
だから場がシラけたり、トゲトゲしたり、気まずい雰囲気になると、とても不安になります。
でも、自分の不安や弱さを人に悟られないようにと、笑顔でいたり甘えた態度をとって幼稚なふりをします。
「明るい子」でいる仮面の下の本当の自分を誰も分かってくれないと感じています。
クラウンを演じる子供は、相手の目を真っ直ぐ見て話すのが苦手に感じます。
ケアテイカー(お世話焼き・なだめ役)
ケアテイカーは小さいときから家族や周囲の面倒をみたり、家族の問題の尻拭いをしたり、愚痴や相談を聞いたり世話焼き係を担ってきました。
自分のことよりも他人のことを優先し、困っている人がいると放おっておけません。
「思いやりのある子」「優しい子」であるよう頑張っていて、誰かのために一生懸命になっている時は、充実感を感じています。
人の気持ちを敏感に感じ取り、相手が何を望んでいるのかを察知するのが得意です。
しかし、自分勝手でいることを我慢して他人のことをいつも優先してきたケアテイカーは「自分が本当はどうしたいのか?」が分からなくなってしまいました。
自分の本当の望みに自分で気が付かなくなっているのです。
まとめ
機能不全家族で育ったアダルトチルドレンが演じる役割は、その子が育った家族の環境にとても影響を受けています。
また、アダルトチルドレンが演じる役割はひとつではなく複数の役を演じることもあります。
特に一人っ子の場合は、複数の仮面を使い分けることも多いです。
「ヒーロー(優等生)」を頑張って演じてきた子供が、突如「スケープゴート(問題児)」になることもあります。
しかし、どの役割を必死になって演じても、「これで十分だよ。頑張ったね。」と誰にも言ってもらえません。
「まだ自分は十分でない」と思い、成長して大人になってからも、同じ役割を演じ続けて同じパターンを繰り返します。
次回は「アダルトチルドレンの5つの役割チェックリスト」についてお話したいと思います。記事はこちら!
機能不全家族とアダルトチルドレンについて
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割チェックリスト!
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割、楽に生きるためのヒント!
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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