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性別は生殖器だけで判断されて良いの?医師ではなく本人が自由に性別を選ぶ!

性・セクシャリティー
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こんにちは、ささぶねです。

 

 

今回のテーマは「性別は生殖器だけで判断されて良いの?医師ではなく本人が自由に性別を選ぶ!」というお話です。

 

 

目次

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性別を「自分以外の他人が決める」ってアタリマエのことなの?

 

あなたの性別はどのように決まったのか、覚えていますか?

 

 

おそらくは出生時に医師が生殖器検査をして性別を判定された人が多いと思います。

 

 

でも性別というものは本当に「生殖器だけ」で決定して良いものなのでしょうか?

 

 

そして、本人ではない「第三者」が勝手に決定して良いものなのでしょうか?

 

 

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公的書類で「特定されていない性」を選べる自治体がある

 

カナダのブリティッシュ・コロンビア州やオンタリオ州では、

自治体が発行する公的書類のひとつである「健康カード」において

生まれた子どもの性別を「U」= Unspecified(特定されていない)

と記載することができます。

 

 

これは

 

「性別を判断し決定するのは医師ではなく本人の権利である」

「子どもが成長し大きくなってから、みずからの自由意志で自分の性別を選べるような環境をつくる」

 

という考えに基づくものです。

 

 

ここ日本において、私たちは出生時の「生殖器」にもとづき第三者(多くの場合は医師)によって性別を決定されます。

 

「女性器」を持っていれば、可愛いものや女の子らしいとされる服装や環境を

「男性器」を持っていれば、かっこいいものや男の子らしいとされる服装や環境を与えられて

 

保護者や周りの人たちからも、その性別にふさわしいとされる言動や振る舞いを求められるようになります。

 

 

子ども本人が自身の性自認について意識しだすよりも前に、

第三者から性別を「与えられて」その性別で生きることを周りから期待されるのです。

 

 

ですがカナダのブリティッシュ・コロンビア州やオンタリオ州では、

出生時にすぐに性別を決定するのではなく「特定しない」という自由

そして本人がいつでも自分の性別を決定する自由を認めている、ということですね。

 

 

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パスポートの性別欄に「第三の性」と記載できる国はたくさんある

 

カナダではパスポートの性別欄「X(第三の性)」を記載することができます。

 

これは

 

「全てのカナダ人が自分自身でいられることに安心を感じ自分の選んだ性別を提示することができる」

 

という権利をカナダは国民に認めているということ。

 

 

第三の性の選択肢があるパスポートを発行している国は、

カナダ、オーストラリア、デンマーク、ドイツ、マルタ、ニュージーランド、バングラデシュ、インド、ネパール、パキスタンなどがあります。

 

 

おそらくですが、パスポートの「性別」欄に第三の性の記載を認める国は今後も増えていくのではないでしょうか。

 

 

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まとめ

 

 

今回は「性別は第三者ではなく本人が自由に性別を選ぶ!」というお話でした。

 

 

自治体が発行する公的書類の性別欄で

「U」= Unspecified(特定されていない)

を選択できるというのはフレキシブルで良い制度だなぁと私は思います。

 

 

そこには「自分がいったい何者なのか?」を決めるのは他者ではなく自分自身に決定権がある!という自由が感じられるからです。

 

 

私もカナダみたいに第三の性別「X」が選べるパスポートを持てるなら、それを申請すると思います。

 

 

そもそも公的書類に「性別記載は不要」という意見もあるそうです。

 

 

「性別の記載」それ自体が「性別に基づく差別を助長している」と考える人もいるんだとか・・・

 

 

「自身の性別を提示したくない、表明したくない」という意見もあるんですね。

 

 

この世界に生きる誰もが「自分が自分自身であることに誇りをもって安心して生きることができる」

そんな社会にしていきたいです。

 

 

今回はこれにて!

 

 

女子会とか女性限定イベントとか

「私が参加しても大丈夫なんかな?」と

たまに疑問に思う

 

 

ささぶねでした!

 

 

 

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ジェンダー・ニュートラルな中性代名詞「Xe」などの使用は広まっていくのか?

→ 「セクシャリティーのあり方の違い」を人の命を軽んずる理由にしてはいけない

 

 

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