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口癖って・・なんか、ちょっと・・その人の思いがにじみ出るなぁって思った話

ささぶね小噺
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こんにちは、ささぶねです!

 

 

今回は「口癖ってその人の思いがにじみ出るなぁって思った話」です。

 

 

目次

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「自分の口癖」ってふだん意識していますか?

 

あなたは「自分の口癖」って何かありますか?

 

私の口癖は

 

「えーっと・・・」

「そのー・・・・」

「なんか・・・」

 

ですね。

本当によく言っています。

 

自分が気づいていないだけで、他にもまだまだ沢山あると思います。

 

そう・・口癖って、なかなか自分では意識がいかないし気が付かないですよね。

 

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「とりあえず否定」が口癖の上司

 

私が勤めていた会社の上司で、こんな口癖をお持ちの方がいました。

 

 

それは「違う!」という口癖。

 

 

どのようにこの口癖が出てくるのかと言うと、例えば、上司から何か仕事の指示を受ける場面でのこと。

 

上司から指示を受けて、私が「〇〇を△△にするということですね?」と上司に確認したとします。

 

するとまず一言目に「違う!」という言葉が付いて返ってくることが多かったんですよ。

 

私がこの上司の部下になってから間もない頃は

(あれー・・・私の理解が間違ってたかぁ・・・)

と思うことがあったのですが、観察しているうちにだんだん分かってきました。

 

その上司は誰に対してもどんな話題でも、

どんな個人の感想や意見に対しても、

まずはじめに「違う!」といって言葉を返したり、人の話をさえぎったりしていることが多いということを・・・

 

あぁ・・!!

「違う!」って、この上司の「口癖」だったのか!

 

これは「私の話を聞いて!」というシグナルだったんだ!!

 

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ハナから否定をされると凹むし自分の意見を言えなくなるよね

 

「人の意見や感想を頭から否定するって、すっごく違和感あるなぁ・・・」と最初の頃は感じていたんですよ。

 

アクティブリスニング(=傾聴の技術)の真逆を行っているというか・・・

 

 

自分の意見を話した時に、相手が返してくれる言葉というのは

「私はあなたの話をこのように理解しています。」

という大事なフィードバックだと私は思うのです。

 

 

・話し手の意図を聞き手がどこまで理解しているか?

・どのように解釈しているか?

そんな情報を相手が返してくれる言葉によって測り知ることができます。

 

 

私が聞き手のときは「オウム返し」もしますが、

「パラフレーズ(=言葉の置き換え)」もよく使います。

自分の言葉に置き換えるといちど自分の思考を通すことになるので、相手の放った言葉を右から左に受け流すことが少なくなり、より理解が深まると言われているからです。

 

Aさんが放った言葉を、Bさんが100%そのまま何も変えずに受け取ることはありません。

逆もまたしかりです。

 

でもそれが普通のコミュニケーションです。

自分の言葉が相手に100%そのまま伝わらないって、いたって普通のことです。

誰しもが己の価値観や解釈のフィルターを通してモノを聞いたり話したりするからです。

 

だから聞き手が返してくれた言葉が「思ってたんと違う・・・」ってなるのは普通のことです。それは当然の現象です。

 

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上司の「口癖」は切実な「思いや望み」が具現化したもの

 

人間は誰もが「自分は正しい」「自分の存在は重要だ」という決して逃れることが出来ない強い思いを持っています。

 

生きている人間はすべからく全員が、です。

 

そう、いまこの文章を読んでくださっているあなたも例外ではありません。

 

当然、私もです!そうでないと生きることが出来ないし、このブログも書けません。

 

 

上司の「違う!」という口癖・・・・

 

それは

「私の意見が正しいの!」

「私の意見が重要なの!」

「私の話をちゃんと聞いてよ!」

という心の叫びが、この口癖というかたちになって現れているのかなぁ・・・

そんなことを会話を聞きながらずっと感じていました。

 

私もこの想いは持っています!

だから上司の「違う!」という言葉に反応して、この言葉の根底にあるものを見ようとしてしまったんだと思います。

自分自身の中に全く存在しないものを、人の中に見つけることは出来ないからです。

 

上司にとって

もはや自分でも気が付かない「口癖」になってしまうほどの・・・

それだけ悲痛な想いなのかもしれないな・・・

 

そう思わずにはいられない「口癖」のお話でした。

 

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まとめ

 

「違う!」は上司の「接頭語」

 

 

 

ちなみに・・・

 

スポーツ選手のインタビューでは、ほとんどの選手が

インタビュアーや記者からの質問に対してまず一言めに

 

「・・・そうですね!」

 

と言います!

それから質問に答えるんですよ。

 

これは「・・・そうですね!」と言葉を放つあいだに自分の意見をまとめるための、時間稼ぎの技術だとも言われています。

 

もしTVなどでスポーツ選手のインタビューの場面を観る機会があったら、ぜひその一言めに注目してみてください。

 

かなり高確率でみなさん一様に「・・・そうですね!」って一言めに言いますので!!

 

 

スポーツ選手のインタビューでの「そうですね!」回答率は異常な高さです。

 

 

まじで。

 

 

今回はこれにて!

 

 

ささぶねでした!

 

 

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