こんにちは、ささぶねです。
今回のテーマは「たった一晩で中国を敵に回してしまったドルチェ&ガッバーナから学ぶ2つのこと」です!
目次
イタリアのブランド「ドルチェ&ガッバーナ」はたった一晩で中国市場を失ってしまった
2018年11月17日にイタリアのファッションブランドのドルチェ&ガッバーナ(D&G)がSNS上に投稿した動画の内容が「中国文化を侮辱している」との批判が中国全土で巻き起こりました。
その批判を受けて、ドルチェ&ガッバーナの代表的デザイナーであるステファノ・ガッバーナ氏が中国に対する侮辱的な発言をSNS上で述べていたことが発覚。
ステファノ・ガッバーナ氏による侮辱的な発言が明るみに出たことで、その発言内容がSNS上で盛大に拡散され、さらなる騒動に発展。
この炎上事件の影響により、中国の上海で開催予定だったファッションショーが中止に追い込まれるという事態になりました。
長い年月をかけて築き上げた「信用」も一瞬で崩壊しうる
ドルチェ&ガッバーナという世界的に人気のあるスーパーブランドであっても、今回の騒動によって、たった一晩で中国市場から見放されてしまいました。
これはブランド価値やブランドが提供している商品価値そのものよりも、その提供者の「姿勢」「態度」「考え方」「言動」を消費者はよく見ていて重視しているということ。
中国人は中国を馬鹿にしたり敬意を持たない人を絶対に許さないし信用しません。
ドルチェ&ガッバーナと契約していた中国人モデルやタレントたちはブランドとの契約を解除し、中国全土のオンラインストアからは次々とドルチェ&ガッバーナ社の商品が消えていったそうです。
ドルチェ&ガッバーナやデザイナーのステファノ・ガッバーナ氏は、中国人のプライドを傷つけて信用を失ってしまったことへの大きな代償を支払う羽目になりました。
オンライン上にあげたメッセージは永久に記録され、拡散されてしまう
Twitter、フェイスブック、インスタグラムで公開した内容はもちろんのこと、それらのダイレクトメッセージやLINE、メール等のプライベートなやり取りであっても、オンライン上で発信した内容は必ず記録が残ります。
ダイレクトメッセージやメール等による個人的なやり取りで、自分が「1対1のプライベートなやり取りである」「だからこれは他の人には公開されないハズだ」と認識していても、必ずしも相手にとってはそうではない場合があります。
相手の気持ちを逆撫でしたり不快にさせてしまった場合は、そのやり取りの内容を記録・SNSなどで公開され、拡散されてしまうこともあり得るのです。
今回、ステファノ・ガッバーナ氏が中国に対する侮辱的な発言を行ったのはSNSの「ダイレクトメッセージ」でのこと。つまりそれは個人間でのメッセージのやり取りでした。
もしかしたらステファノ・ガッバーナ氏は「ダイレクトメッセージ」での1対1での個人的なやり取りだから問題はない、と慢心していたのかも知れません。
よもや自分の発言が世界中に拡散されてしまうだなんてことを、ステファノ・ガッバーナ氏はよく考えていなかったんだと思います。
誰もがスマホを持ち、いつでもどこでもインターネットの世界につながっている現代では何もかもが透明化、可視化され、公の場で共有されてしまいます。
これこそ正に「壁に耳あり障子(しょうじ)に目あり」!!
悪いことや隠し事をしようとしても、いつどこで誰が見たり聞いたりしているかは分からないということ。
人の悪口や侮辱はいつでもどこでも筒抜けだということです。
まとめ
今回は「一晩で中国を敵に回してしまったドルチェ&ガッバーナから学ぶ2つのこと」というお話でした。
オンライン上にあげたメッセージは永久に記録され、それが拡散されてしまう可能性がいつでもあるということ。
そして「信用」「信頼」が崩れてしまうのは一瞬だということを、いつでも忘れてはいけないと今回の炎上事件のニュースを受けて思いました。
私も言いたいことは言うし時には批判を行なうこともあるけれど、自分の発言やオンラインのやり取りは特に、それが公の場に公開される可能性がいつでもあるということを肝に銘じたいと思います。
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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