こんにちは、ささぶねです。
前回は「機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割」についてご紹介しました。前回の記事はこちらから。
人間は誰しもその成長過程において、自分の気持を押し殺したり自分の心を傷つけたりしながら生きてきました。
今まで一回も心を傷つけること無く生きてこれたという人は、誰一人いないんです。
特に日本ですと、子供時代も大人の社会でも、周囲との協調性を求められる場面が多いと思います。
もしかしたら、自分もアダルトチルドレンの役割をやってきたのかも?とお思いになるかもしれませんね。
今回は「機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割チェックリスト」についてご紹介します。
チェックリストを使って今まで自分がどんな役割を担ってきたのかを確認してみましょう。
目次
ヒーロー(優等生・家族の誇り)チェックリスト
ヒーローは家族の期待を一身に背負います。
□学校では、いつもよい成績をとれるよう努力していましたか?
□周囲に「しっかりした子」と言われることが多かったですか?
□周囲のまとめ役をつとめるために努力してきましたか?
□責任感が非常に強いと感じますか?
□息抜きをしたり、無邪気になって遊ぶのが苦手ですか?
□ミスや失敗をすると、ひどく自分を責めて落ち込んでしまいますか?
□もっともっと努力しなければと、いつも自分を追い立てていますか?
□他の人の失敗でも、自分の責任のように感じますか?
□周囲に能力を評価されなかったら、自分の価値が感じられませんか?
スケープゴート(問題児・いけにえ)チェックリスト
スケープゴートは家族の問題を行動化します。
□親や教師に反発や怒りをぶつけてきましたか?
□ルールを無視した行動で自分の存在を目立たせようとしましたか?
□「悪い子」と言われたり態度で示されて傷ついてきましたか?
□あなたが問題を起こすと、両親は今までのいさかいなどを忘れて、一緒にうろたえたり、叱ったり、解決に奔走したりしましたか?
□自分でも驚くほど大胆な行動力を持っていると感じますか?
□自分なんかどうでもいいと感じることが多い
□怒りにまかせて相手を非難したり攻撃することが多いですか?
□形だけの同情や見せかけの優しさなど要らないと思いますか?
□あなた自身の淋しさや傷を分かってくれる人などいないと感じますか?
ロスト・チャイルド(いないふり)チェックリスト
ロスト・チャイルドは存在しないふりをして生きのびます。
□家庭でも学校でも、なるべく目立たないよう行動してきましたか?
□「素直な子」「おとなしくて面倒をかけない」と言われることが多かったですか?
□自分の存在が忘れられているように感じてきましたか?
□大勢の中にいるより、一人きりで過ごすほうが落ち着きますか?
□人前で自分を表現したり、意見を主張するのが苦手だと感じますか?
□様々なことをイメージしたり、ものごとにじっくりと取り組みますか?
□孤独感を感じることが多いですか?
□自分はいなくてもより存在なのではないかと感じることがありますか?
クラウン(道化師・甘えっ子)チェックリスト
クラウンはおどけた仮面を被って不安を隠します。
□小さい頃から周囲を笑わせよう、なごませようと努めてきましたか?
□「落ち着きのない子」と言われましたか?
□相手の目を真っすぐに見ないようにしていましたか?
□自分の不安や弱さを相手に悟られないように努めてきましたか?
□その場がシラけたり、気まずい雰囲気になると非常に不安を感じますか?
□ユーモアのセンスがあると思いますか?
□深刻に悩んでいても冗談に紛らせたり、傷ついているのにニコニコしたりしますか?
□人は分かってくれないけど、内面は繊細だと思いますか?
ケアテイカー(お世話焼き・なだめ役)チェックリスト
ケアテイカーは親や周囲の面倒を見ます。
□「やさしい子」「思いやりのある子」と言われてきましたか?
□周囲の役に立つよう、がんばってきましたか?
□自分勝手にならないよう、したいことがあっても我慢してきましたか?
□困っている人がそばにいると、放っておけませんか?
□自分の都合より、他人の都合を優先することが多いですか?
□自分を優先するのは、わがままでいけないことのように感じますか?
□相手が何を望んでいるのか、非常にに敏感に感じ取るほうですか?
□自分が何をしたくて、何を感じているのか、わからなくなっていますか?
まとめ
今回は「機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割チェックリスト」についてご紹介しました。
5つの役割について当てはまる事項がありましたでしょうか?
子供の頃にやっていた役割を、今の人間関係の中で演じていることは無いでしょうか?
アダルトチルドレンの5つの役割は、自分が得意なことになっているだけで、その役割をすることが苦しいと感じないのであれば、問題はありません。
もしこれらの役割を演じることが、苦しい、つらい、これは本当の自分じゃないと感じるのであれば、まずはその役割やパターンをやっている自分に気づくことが大切です。
次回は「機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割、楽に生きるためのヒント」についてご紹介します。記事はこちら!
機能不全家族とアダルトチルドレンについて
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割!演じている仮面とは?
機能不全家族に育ったアダルトチルドレンの5つの役割、楽に生きるためのヒント!
今回はこれにて!
ささぶねでした!
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